他者を思って生きていく。

子育てに向いてない2児母がいろいろ吐き出している子育てブログ

3歳子供がかわいくないことに気付いた(顔の話ではない)

子供かわいくない

自分のブログだし、本音で正直に書きます。

 

今月で3歳6ヶ月になった息子のこと。

 

息子は、赤ちゃんの頃からあんまり大人に甘えてきません。私にだけじゃなくてパパにも。じぃじにもばぁばにも。

 

夜も1人で寝るし、2歳児クラスに預けるときも、一度も泣かないでいつもニコニコ通っていました。

 

おかげで、

 

「いつも笑顔でいいねー」「育てやすそう」

 

とか、周りからはよく言われてきました。

 

「えぇ、そーなんですよーそういう子みたいで。」

 

と口では同調していましたが、「違う。違うんだよおぉぉ。」と、素直に喜べてない自分がいたのです。ずっと。

 

なぜ喜べなかったのか?と言いますと、普段から様子を見ていてどうしても息子が「できる子」とは思えなかったからです。

 

一般的に、「育てやすい」というのはいわゆる「できる子」という意味で、褒め言葉として使われますよね。

 

でも息子は赤ちゃんの頃から、見てるこっちが心配になるくらい鈍感(というか無感覚?)な子でした。

 

おむつにウンチが出てもいっさい表情が変わらず、お尻を気にするとかいう様子もなく、平気でそのまま遊び続ける。

 

それから、名前を読んだときの反応がすこぶる悪い。

 

聴覚検査では【問題なし】だったので、耳は正常に聞こえているはずなのに。

 

なのに、「こっちにおいでー!」と声をかけても、言葉が頭の中をただ通過しているだけ。という感じで、ボーっとしているのです。

 

「もしもーし。聞いてよ!」と、強めに言えばやっと認識してくれるけど、はっきり言って、毎回こんなに本気で話しかけてたら疲れます(私が)。

 

とはいえ、話しかけないと、言葉覚えられないし、生活のルールも教えられないし、話しかけてます。

 

毎日、毎日、毎日、毎日、、、ものすごーーーーーくツラい。

 

相変わらず周りからは「おとなしいね。癒し系だわー」とか言われていたけど、私はぜんぜん癒されないよおおぉぉぉーーー!

 

そんなわけで、気軽に人に相談できず、ただただツラいだけでした。

 

それでもまだ当時は、「こんなのよくある、ふつうのことだ」と思っていたのです。周りのママ友だって、私の親世代だって、そのまた上の世代だって、子育ては大変だ、大変だってヒーヒー言いながら何とかやってきたんだからと自分に言い聞かせてきました。

 

そして、息子が生まれて3年が経った今年、2人目となる娘が生まれました。

 

いざ2人目が生まれて、はじめて気付いたことがあります。

 

赤ちゃんってこんなにかわいかったっけ・・・?(〃∇〃)

 

目に入れても痛くないってこのことなんだ。

 

1人目で経験した分、乳児の育児に慣れてるからラクに感じるだけなのでは??と、一瞬考えましたが、子育て自体の大変さは1人目とまったく変わらないです。大変なものはやっぱり大変。

 

夜間授乳のために起きなきゃいけないとか、おっぱい痛いとか、ちょっとそこまで出かけるにも大荷物持たなきゃいけないとか、朝起きてから寝るまでずっと一緒にいなきゃいけないとか。

 

そのほか、なんか良く分からんけど泣いてるときとか(ノ ><) ノ

 

てか人間、ラクなことにはすぐに慣れるけれども、ツラいことはそう簡単に慣れないですからね。

 

ふと「今ここから逃げたら楽だろうな」と思うくらいしんどい時もあります。でも、、、授乳しながらウトウトしている娘をみていると、心から癒される。

 

娘が私の方をみて笑っていると、しんどいことも嫌なこともぜーんぶ吹っ飛んで、あたたかーい気持ちになるんですよ。

 

しかし、、、1人目の息子に対しては、心から「かわいい」とか「一緒にいたい」と思ったことが、ほぼありません。

 

かわいいと思い込もうとしたことは、数えきれないほどありますが。

 

そもそも、今から思えばこのブログで過去に書いたあんな記事こんな記事なんかは、「なんとかこの子(息子)を可愛いと思わなければ!!」と一生懸命思い込むために書いていたものです。

 

今あらためて過去記事読み直してみましたが、「なんでわざわざ記事にした?」と思わず自問自答したくなるクソつまらない話題ですね・・・(苦笑

 

でもそうでもしないと当時はやっていけなかったし、本心から息子をかわいいと思えないのは、私が疲れているからだと思っていました。

 

そして、息子が3歳半になった今も、このツラさはまだ続いています。

 

こちらがトイレに誘わなければ、ほぼ100%お漏らし。

 

こちらが「トイレ行こうよ」と誘ったら毎回必ず「イヤだ」と反抗。

 

仕方なく「あれ、トイレに行かない人には(息子が大好きな)ヨーグルトないよ?」とかエサで釣ればやっと行くけど、この誘導の方法もなんか違う気が。

 

息子との会話も、ことごとく一方通行なことが多い。

 

「今日は幼稚園楽しかった?」「○○くんはいた?」

 

というYES・NOで答えられる質問には答えるけど(といっても、半分くらいは分からないからとりあえず「うん」と言ってるんだろうなーという感じ・・・汗)

 

「今日は誰と遊んだの?」

 

という名詞で答えないといけない質問には、スルー(無視)するか「?」という顔をするだけ。

 

そのくせ、自分の要求だけは一方的に通そうとするし、自分でできることでも「できなーい、やって!」と、私を召使いみたいに命令してくる。

 

鈍感で、いつもボーっとしているくせに、生後6ヶ月の娘のことは、大人が見ていないところで喜々としてイジメる。

 

いや、ムリ。無理。こんな人間相手に、毎日笑顔で接するなんてマジで無理。

 

手は出してないけど、顔には出るさ。

 

そもそも私が息子のことを「かわいい」とさえ思えていれば、この程度の悪さをされたくらいじゃここまで頭に血が上るようなことは無いんだろうけどさ。

 

でもね、私も、母である前に、1人の生身の人間。理屈じゃどうにもできない感情だってあるんだよ。

 

というわけで、子育て方針をこう変えることにしました↓

 

 

 

しばらく1人目(息子)は、割り切って育てる!!

 

 

 

具体的にはこうです↓

 

 

 

 

1.過度に期待しない。

 

2.お漏らしパンツは本人に水洗い(予洗い)させる代わりに、怒らない。「次から頑張ろう」と言って終わりにする。

 

3.注意や、伝えたいことは、目を見て、1回だけ言う。

→それで分からないなら、今の子供の実力では理解できないことなので今はあきらめる。

また時間が経ったら、分かるかもしれない。無理やり今言うことを聞かせたって、意味が無い、と割り切る。

 

 

 

 

こう考えるようにしてから、たいぶ、息子と接するのがラクになりました。

 

もしも今、自分の子供をかわいくないと思ってしまうパパさん・ママさんがいれば。

 

親子とは言っても、完全に別の人間同士なので、生理的に合う・合わないはあって当然だと思います。

 

たとえば、職場や親戚やご近所に嫌いな人がいたら、いちいちケンカしますか?

 

しませんよね。できる限り穏便に、たまにはいないところで愚痴をこぼしながら、やり過ごすと思います。

 

子育ても、基本的には同じですよ。だって人間同士だもん。

 

睡眠・食事・幼稚園または保育園の送り迎え・お風呂・歯磨き(あと服の洗濯や部屋の掃除もあるね・・・)

 

親として最低限の責任はあるけれど、でも基本的には本人のことは本人の問題。

 

なぜなら子供の人生の主役は、子供本人だから、ですね。

 

親から見たら、「こんなこともできないの!?」と思うようなことも、子供にとっては未知の問題かもしれない。

 

それを子供自身の頭で「これは問題だ!なんとかしなきゃ。」と思って立ち向かう日まで、親は注意はすれども、基本的には見守るスタンスでいいのだと思います。

 

実際、どんなにこちらがエネルギーを使って叱ったところで、我が家の場合、息子本人が自覚していないことについては焼け石に水!ぬかに釘!まったく効果が無いことなので。

 

それにしても、なぜ急にこんなにも子育てがツラいと思うようになったんだろう?

 

やっぱり夏休みのせいなのかな。。。しかし一方で、重要なことに気付かせてもらったいい機会だったと思います。

 

私自身、自分の母親からは逐一監視されて育ってきたので、いまいちこの割り切り育児のやり方が分からないのですが。

 

まぁ本能的に好きになれないなら、将来社会に返したときに恥ずかしくない「人材」として育てればいいですから。今後はこの方向で。

 

 

先ほどの「割り切り育児」の結果と、さらに見つかった息子の課題については次の記事に書きました↓

narenohate.hatenablog.jp