他者を思って生きていく。

子育てに向いてない2児母がいろいろ吐き出している子育てブログ

虐待はぜったいにダメなんだけど・・・正直気持ちはわかる件。

東京都目黒区の結愛(ゆあ)ちゃん5歳虐待死事件、まだまだ記憶に新しいですね。

 

ニュースでは、事件発覚後に分かってきた事実も、続報としてまだまだ取り上げられています。(2018年6月現在)

 

ネット上でも現在進行形で、政治家がこの件に関連して提言をしていたり、一般の人の間でも真剣に議論されていたり、、、私も、2人の子持ちの母親として、他人事ではないなと思わされる事件ではありました。

 

たしか報道によると、結愛ちゃんは母親側の連れ子として、母親が再婚した義理の父親と一緒に住むことになったんですよね。

 

私には離婚経験はありません。でももし自分が、どうしても離婚を選択せざるを得ない状況になってしまったら。

 

親ひとりで子供を抱えるって、本当に、本当に、死ぬほど大変なことだと思うんです。

 

それこそ、我慢と過労を重ねて自分が死ぬか、でも自分が生き延びれば子どもが死ぬか・・・。大げさでなく、そういう極限の生活に、私もこれから陥る可能性は十分にあります。

 

というのも今日、我が家でこんな出来事がありまして。

 

土曜日の朝7時、私が0歳4ヶ月の娘におっぱいをあげていると、別部屋で夫と一緒に寝ていた3歳の息子が起きて、わたしと娘の寝ている方の部屋に入ってきました。

 

ふと見ると、その息子の手には、わたしのペンケースの中に入っていたはずの油性サインペンが(泣

 

決して出しっぱなしにしていたわけではないです。ちゃんとペンケースに入れてチャックを閉めて、カバンの中に入れていました。が、それを息子は勝手に抜き出してきたのです。

 

まぁ普段、私が書き物をするときの一連の行動をよく見ていて、ペンの場所を覚えていたのでしょうね。

 

ん・・・?まさかっ!!と思った時には、後の祭りでした。

 

エアコン用の白いリモコンが、サインペンの落書きだらけになっておりました!Σ(゚∀゚*)

 

写真を撮ってぜひここに載せたかったな!と後で気が付きましたが、寝起きに見る光景としては悲惨すぎて、写真を撮る余裕ありませんでした><

 

すぐさま、そのリモコンを掃除用アルコールでごしごし私が拭いていたら、横から息子、「パン食べたい―!!」と。

 

「いいよ。じゃあ、朝トイレに行ったら朝ごはんのパン食べよう。」

 

と私が言うと、息子はいつもの「ヤダぁー!行かない!!」

 

を連発・・・。

 

ここまでですでに、私のストレスゲージはかなり溜まってきています。ですが、まだキレるようなレベルではない。

 

私は、息子にパンとおかずを用意して、もう一度「トイレに行って来たら、これ食べようね。」

 

と、息子の目を見て言うと、ようやくしぶしぶトイレに行ってくれる息子。

 

よかった。行ってくれた。今日は私、キレなくてよさそうだ。

 

朝ごはんは、すんなり食べてくれました。ここもクリア。良かった!

 

そしてご飯をたべてしばらくして、そろそろトイレに行くかな?と思う時間になってもまたトイレに行く気配が無いので、

 

「そろそろトイレにいったらどうー?」

 

と言ったら、また例の「行かなーい!」

 

が返ってくる。

 

ほんと、イライラするなぁ・・・でも私が黙ってたらきっとこのままトイレ行かないだろうし、もう一回言わなきゃいけないんだけど、いま口を開いたら私、キレてしまいそうだな。どうしようかな。。

 

と考えていたら、、、

 

 

 

シャアァァァ・・・・

 

 

 

と床にお漏らししやがったのでした。

 

逆に、この状況を見てまったくイライラしない人がいたら、ぜひ弟子入りしたいです。イライラゲージ200%!

 

奥歯をギューーーッと噛みしめて、このイライラをどうやって鎮めようか、頭をぐるぐるさせながら我慢しないと、もうどうしようもない感じ。

 

これいったいなんの試練??このイライラを我慢できたら、誰かに賞状もらって表彰してもらえるんですかね!?(笑

 

でも、だからといって、結愛ちゃんの親みたいに子どもを裸足でベランダに出そうなんて思わなかったし、物置に正座させて閉じ込めておこうなんて発想すら、私には出てきませんでしたよ。

 

じゃあなぜ、私は怒りを抑え込めたんだろう?

 

それはなぜ?

 

・・・・・・

 

やっぱりそれは、

 

自分の子供だから。

 

でしょうね。

 

何があっても、育て上げたいと自分で決めて産んだ子供だから。

 

これは、間違いない。

 

 

じゃあ、もしこれが、赤の他人の子供だったら??

 

 

子育ての本当の大変さを知らない状態のまま、受け入れざるを得なかった他人の子供だとしたら・・・?

 

とても恐ろしい想像だけれど、私は自分がそういう立場になった時にどういう行動をするのか、正直分かりません。

 

もしかしたら、第三者が見たら「虐待」と言われるようなことを、私もやっていたかもしれません。

 

それくらい、幼児と生活するのはとても大変なことだし、親の置かれている境遇によってもいろんな可能性がありえるので、子供の命運を親権だけに握らせておくのは、子供にとってはあまりに危険だと思うのです。

 

日本の親権って本当に強すぎるんですよね。。

 

どんな権利でも、強い権利は「乱用」される可能性がある。という考え方を、国や行政機関にはしてほしいなぁ。

 

という、イチ主婦の勝手な意見でした。

 

結愛ちゃん事件は他人事じゃないと思うきっかけになったもう一つの出来事がこれ↓

narenohate.hatenablog.jp